映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』感想(★★★)
※この記事は作品のネタバレを含みます。
海と陸、両方の舞台で恐竜の脅威を描くシリーズ作品。
アクションと恐竜パニックをたっぷり楽しめる内容で、ワールドシリーズの中では一番面白く感じた作品だった。
作品情報
タイトル:ジュラシック・ワールド/復活の大地
ジャンル:アクション/パニック
主演:スカーレット・ヨハンソン
感想
本作は海と陸の二つのパートで物語が進行する構成になっている。
ロケーションが大きく変わるため、長めの上映時間でも飽きずに楽しめた。
恐竜に襲われる緊張感もしっかりあり、
シリーズらしい恐竜パニックを存分に味わえる作品になっている。
ストーリーは恐竜の血液を採取するために危険な場所へ向かうというシンプルな内容。
難しいテーマを前面に出すのではなく、純粋な冒険とサバイバルを描く点は好印象だった。
前作では人間と恐竜の共存などのテーマが強く、説教くさく感じる部分やイナゴの話が中心になってしまった点が気になったが、本作はそうした要素が薄く、原点に近い雰囲気を感じた。
印象に残ったポイント
恐竜のアクションは迫力があり、海と陸の両方で恐竜に襲われるシーンは見応えがある。
一方で登場人物は数が多いものの、個性があまり強くなく印象に残りにくかった。
見た目や性格も比較的似通っており、キャラクターの存在感はやや弱い。
また、唯一の悪役ポジションである社長も会社の利益を考えた行動をしているだけで、
完全な悪役という印象が薄い点も少し物足りなく感じた。
総評
終盤に登場するエイリアンのような恐竜はインパクトはあるものの、見た目がかなり異質で、
従来の恐竜というよりモンスター映画のような雰囲気になってしまったのは少し残念だった。
ラスボスにはもっと王道のかっこいい恐竜が登場してほしかったところだ。
また、ダンカンが仲間を守るため囮になるシーンは印象的だったが、その後生き残っている展開には少し拍子抜けした。
自己犠牲のシーンとして終わっていた方がドラマとしては印象的だったかもしれない。
細かな不満はあるものの、恐竜パニック映画としての楽しさはしっかりあり、シリーズの中では満足度の高い作品だった。








