【ワン・バトル・アフター・アナザー】エンドロール後に出てきた人は誰？

エンドロール終わったあとに出てきた人は誰だったの？

スピルバーグがこの映画を3回観た理由の一つは、プロデューサー兼第一助監督で、2024年に癌で亡くなったアダム・ソムナーが関わった最後の仕事だったからかもしれないな
ちなみにこの作品の最後に、“For Adam” として献辞のある人物こそ、アダム・ソムナー。
https://deadline.com/2024/11/adam-somner-dead-first-ad-steven-spielberg-ridley-scott-1236189709/
ソムナーが第一助監督として関わった数十本の映画の中には、アカデミー作品賞受賞作『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』や『グラディエーター』、スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド物語』『リンカーン』『ミュンヘン』『戦火の馬』、そして『インディ・ジョーンズ』の続編2本、
リドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』『G.I.ジェーン』『キングダム・オブ・ヘブン』、アンダーソン監督の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 『インヒアレント・ヴァイス』『マスター』などがある。

以下、スピルバーグの発言。ソムナーを激賞している
「アダム・ソムナーが私にとってどんな存在だったか、そして彼が私の映画にどれだけの貢献をしたかを表すには、『助監督』という肩書きだけでは不十分です。
　それは私の左腕が右腕の単なる補助以上のものであるのと同じです。」とスピルバーグ監督はデッドラインへの声明で述べた。
「彼はADとプロデューサーの両方を兼任し、どちらの仕事にも同等の情熱を注ぎました。映画作りを愛し、セットにいるのが大好きでした。そこは彼にとってのグリッドアイアンでした。彼はチアリーダーであり、ボールキャリアでもありました。
　時には、彼が私の指示に従っているのか、私が彼の指示に従っているのか、分からなくなることもありました。彼はクルーに加わった誰もが家族の一員であるかのような気持ちにさせてくれました。
　彼は団結力があり、物事が計画通りに進まない時は、イギリスの労働者階級特有のウィットとユーモアで、小声で悪態をつき、笑い、そして常に予備プランを用意しているかのように、問題を解決してくれました。
　彼はその分野の象徴であり、制作進行の仕事を目指すすべての人にとってのインスピレーションでした。そして、それが組織力と同じくらい創造的な仕事であることを十分に理解していました。アダムのいない仕事に戻ることは、決して同じではないでしょう。」